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特別号:レモンチェッロ日記

いよいよ、レモンチェッロの季節がやってきました。

自家農園産のレモンをベースに、ゆずやライムなどを漬け込み、瀬戸内ならではのレモンのお酒を漬け込んでいきます。

今シーズンは、全部で5種類のレモンチェッロをご用意しています。

ロックでも、炭酸割りでも、本物のフレッシュな柑橘の風味と共にお楽しみください。









今回のレモンチェッロ日記特別号では、今年1年のレモンチェッロの活動を振り返ってみました。

生の風味をお届けするために、このシーズンのために、1年かけて畑を耕しレモンやライムを育てています。



22年3月30日 ライムの樹を植えました


昨年末に試験製造したライムチェッロがあまりにおいしくて、、、

自家農園にあるライムの樹は5本ほどで収量が少なく、島内でもライムを栽培している方はほとんどないため、自家農園でのライム栽培を増やすことにしました。

この日は瀬戸内海を一望できる段々畑にライムの幼木を定植。5年後、10年後の実りを楽しみに、黙々と定植作業を進めていきます。






22年4月2日 レモンの丘の芽吹き


「レモンの丘」に定植したレモンの苗木。3月末ごろの新芽が出始めました。まだまだ幼木なので、冬の寒波をのりきれるかが一番の心配でしたが、万全の防寒対策をしたおかげで無事に春を迎えることができました。





22年5月21日 レモンの花の咲くころ




レモンの丘の幼木も4月下旬ごろから開花し始め、5月中頃に開花のピークを迎えています。ただ、レモンの丘の幼木はまだまだ、樹自体を大きくする成長期。なので、養分が樹の成長に回るように、花をすべて摘花してしまいます。もったいないようにも感じますが、これもゆくゆくのこの樹のためなのです。






22年5月24日 レモンの赤ちゃん



こちらの写真は以前からある自家農園のレモン畑での風景。レモンの花が咲き、1~2週間もすると雌しべが膨らみ、レモンの赤ちゃんが形をあらわします。





22年5月29日 「レモンの丘」春のお手入れ



今日はクラウドファンディング「レモンチェッロ プロジェクト」に参加していただいている特命農業部員のみなさまと春の農園作業。

快晴に恵まれ、楽しく支柱たて、摘果、剪定などの作業が進みました。

参加していただいたみなさま、お疲れでした、そしてありがとうございます。

ここから秋まではただただ、下草刈りのシーズンに入ります。





22年8月2日 夏のジャムズ



高級リゾートをイメージして、、、生レモンチェロのスパークリングがJamsカフェで楽しめるようになりました!





22年9月28日 授賞式 出席


写真は漫才師のような雰囲気ですが、、、コロナ禍が始まった2020年に日本農業賞を受賞してからまる2年。コロナ禍も治まりつつあるため、ついに記念式典が開催されました!という事で息子と参加して来ました。この受賞も「レモンチェッロ プロジェクト」が評価されてのこと、お力添えいただいた方々とみんなでいただいた大賞になります。レモンチェッロプロジェクトでご縁をいただいた皆様、心からお礼申し上げます。





22年10月7日 秋を迎えたレモンの丘


夏の日照りに耐え、レモンの丘の幼木たちも一回り大きく成長をしておりました。まだまだ暑さは残っていますが、空はすでに秋の雲。実のありの秋が楽しみな季節です。





22年10月11日 自家農園の青レモン



自家農園はいよいよ青レモンの季節に!

果汁ののりを確認。そろそろ収穫が出来そうです。

フレッシュで濃厚、独特な香りの青レモン。

今年も特別なチェッロを仕込める事にワクワクがとまりません。

今から完成が楽しみです。





22年10月13日 「遺す」と「変える」



レモンチェッロプロジェクトで進めている古民家改修進んでます。永い時間が刻まれた建物故に、その名残を残しつつ、一方では利用する人の快適さも併せて実現させるため、「遺す」と「変える」で日々葛藤中。とりあえず天井部分はだいぶ整ってきました。





22年10月25日 グリーンレモン初収穫、そしてチェッロ仕込み開始



自家農園で今シーズンのレモン収穫が始まりました!実が青く、香りがフレッシュで濃厚なこの時季のグリーンレモンは一味も二味も完熟した黄色いレモンと異なります。この個性を最大限に引き出すため、従業員総出で収穫・外皮むき・漬け込みを急ぎます。途中で大事な香りが飛散しないよう、ここはスピードとの闘いです。





22年11月15日 未来へ伝える


レモンチェッロプロジェクトのゴールは100年後。孫やひ孫の世代にまで残る島の産業を創ることを目標としております。そのためにはこの地で地域資源を活かし、この地で生活を営んでいく若者たちの育成は必須事項。ということで、島の高校にて年に一度、島の魅力と可能性について話す機会をいただいています。次の世代を担う若者たちと島での産業造りのリアルを伝え、時間を共有出来る事に感謝感謝。また新しいことがここから始まりそうです。





22年11月16日 一樽限定の贅沢グリーン 瓶詰め蔵だし


いよいよシーズンがはじまりました!まず最初はグリーンレモンの特別なチェッロ。高濃度のアルコールで抽出しているため、蓋を開けておいておくだけで香りがアルコールと共に飛散していってしまいます。なのでこの作業はスピードが命。急いで調合・アルコール度数測定・味見・瓶詰めを行っていきます。

黄色く色づく前のグリーンレモンはフレッシュで濃厚な香りが特徴、その香りを余すところなく抽出できました。2022年の初物、瀬戸内の生レモンチェッロ〜贅沢グリーン〜

ぜひお楽しみください。





22年11月18日 自家農園のライムが旬を迎えました

香酸柑橘の季節はワクワクが止まりません。今日は自家農園のライムを収穫。ライムほどアルコールに似合う柑橘は無いですね。収穫したてのライムを外皮を薄く削り、その日のうちにチェッロに仕込みます。年末には濃厚でフレッシュな香りのライムチェッロが出来上がる予定です。いまから完成が楽しみです。





22年11月25日 島の農家さんから柚子が届き始めました


柚子の香りが漂い始めると、島は師走。当店と契約栽培をしていただいている農家さんから、今シーズン最初の「柚子」が届きました。柚子は外皮が弱く、少しのキズですぐに傷んできます。チェッロ造りは収穫後の柑橘との時間の勝負。手に負えないときはスタッフ総出で仕込みの作業にあたります。この季節は工房内も忙しいのですが、柚子の香に気がつくと、ふと時間の流れが緩やかになります。




22年12月16日 ライムの生チェッロ 瓶詰め始まりました


いよいよライムチェッロの瓶詰めが始まりました!昨シーズン、試験的に製造したライムチェッロがあまりにおいしかったので、今シーズンはお披露目を!と意気込んでいたのですが、、、自家農園のライム収量がそこまで多くないので仕込めたのは約半樽のみ。200㎖瓶で112本しかできませんでした、、、しかしこの香り、ただものではありません。ライムはお酒のために生まれてきたような柑橘ですね(笑)。




22年12月17日 柚子の生チェッロ 瓶詰め始まりました


前日に引き続き、島の柚子の香りを瓶にギュギュっと詰込んでいきます。

香りを逃さないように収穫皮むきからの仕込みまでを1日で済ませ、最高の香りが抽出できています。島の師走の香り、ゆずのチェッロ、今季最初の瓶詰め作業が始まりました。




22年12月18日 5種類のチェッロ セットにしました

年内に仕込んだ5種類のチェッロがいよいよ勢ぞろい。島の秋から冬いかけての香り高い柑橘たちを贅沢に使用し、それぞれの個性的で濃厚な香りを存分に楽しめる一品に仕上げました。是非飲み比べていただきたく、この時季だけの5種類セットをご用意いたしました。コロナが落ち着きつつある今年は大切な方々との団欒も機会も戻ってくることと思います。コロナ禍に打ち勝つ、そんな思いで始まった私たちのチェッロ造り。皆様の団欒のひと時に彩りを添えることができれば、この上ない幸せです。


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