会社基本情報
<目指しているもの>
今の時代に求められているのは、地域の価値に気付き、その地域に根ざした活動を展開することだと思います。
その土地でできた農作物を使い、人の手で作り上げていく生活の充実感を表現していくこと。
そして田舎では田舎でしかできない事業を行うことが理想のスタイルであることを実践によって示すこと。
それが地域を復興させ、お年寄りを元気づけ、若者を呼び戻す切り札になるはずです。
そのために私たちジャム屋にできることは、まずはこの土地でしかできないジャム作りをすることだと考えます。この土地と作り手の魂が感じられるジャムづくり。さらにこの島と人々とのつながりから生まれるジャムをその場で味わってもらい、そこにしっかりとこの島の土の味が宿っていることを知ってもらう。これこそが私たちの目指しているジャム作りなのです。
<沿革>
2001年10月に店主夫婦が新婚旅行先のパリでジャム屋と出会い2003年11月個人事業として手作りジャム専門店を高齢化率日本一と言われた瀬戸内の島、周防大島(山口県)にて創業。
耕作放棄地を借り受けて自社農業部門を立上げ、現在は約1haの自家農園でいちご・ブルーベリー・いちじく・金時いも・希少かんきつ類やハイビスカスなどを生産する一方、店舗では自家製ジャムを活用したスイーツが楽しめるカフェギャラリーを運営するなど、農業(一次産業)・加工業(二次産業)・サービス業(三次産業)をミックスした6次産業形態の事業を展開しています。地域内で生産されている果実類はその農家さんと連携してジャム加工に最適な果実栽培から関わってもらうとともに、地域の持続可能性を重視した果実類の買い取り制度をつくり、地域内の人の繋がりによる経済循環を生んでいる。これまでにないヴィンテージなジャム造りに取り組むことにより、地域を巻き込み、地域資源を活用し、地域に産業と雇用を創出することを主眼に活動を展開。現在では移住者の雇用受入れ先にもなっている。書籍では2014年新書大賞受賞の「里山資本主義(角川書店)」や、「美味しい田舎のつくりかた(金丸弘美著)」などでその取り組みが紹介されている。
2003年11月 :創業
2007年7月:通年営業を開始
2011年6月:株式会社に法人化
2013年2月 :農林水産大臣 林芳正さま 視察でご来店
2013年12月:経済産業省「がんばる中小企業300社」受賞
2014年11月:フード・アクション・ニッポン アワード2014受賞
2015年11月:6次産業化優良事例表彰:農林水産大臣賞受賞
2017年12月:地域未来牽引企業に選定:経済産業省
<基本情報>
社名 株式会社 瀬戸内ジャムズガーデン
代表取締役 松嶋 匡史
所在地〒742-2804 山口県大島郡周防大島町日前331-8
TEL・FAX0820-73-0002
ホームページhttp://www.jams-garden.com/
定休日水曜日・(木曜日はジャム販売のみで営業)
創業 2003年11月3日
事業内容 ジャムの製造販売・観光農園・ギャラリーカフェの運営