耕作放棄地となった段々畑を再興し、新たに柑橘を植え、自家農園としています。
周防大島では、古くより多くの日本固有の種を含む柑橘類が栽培されてきました。
山の傾斜地に石垣を積み、その土地/斜面にあわせた柑橘を栽培する。
その様な営みも、近年では農家さんの後継者不足などで、耕作放棄地となってしまう。
我々は、そんな耕作放棄地を再開墾し、自らその土地/畑の特性にあわせた柑橘を栽培しマーマレードに加工しています。
最初の再開墾から既に8年あまり。
石垣のひとつひとつに、古人の知恵と熱意、そしてなによりその土地への想いを感じます。