2018
1月 14
(日)
21:00
新春のジャム屋日記
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あけまして、おめでとうございます。昨年もたくさんの方々からご支援をいただきありがとうございました。本年もさらにより良いジャムづくりにまい進してまいりますので、どうぞ私たちの取り組みを共に楽しみながらご覧になっていただければと存じます。本年もどうぞよろしくお願いいたします!

さて、新春。日本全国で寒波の影響で雪が積もったりしておりますが、この島、寒いだけで雪がなかなか積もってくれません。大人の私にとってはとてもありがたいのですが、小学3年生の娘は、「寒いだけで雪遊びができないのは損だ。」とのこと。自分も昔は雪が積もることにワクワクした覚えがあります。いつまでも子供の心でいられると、この寒波も楽しめるのでしょうか。

そんな島の新春は、水仙の花々が告げてくれます。ジャム屋から裏の国道をまたぐとすぐにミカン畑があります。その端に水仙が植えてあり、毎年この時期のお楽しみになっております。爽やかで優しい香りがほのかに島を包みます。

一方、寒波で雪が積もらないと安心して日々を過ごしておりましたが、なんとなんと、島の命脈、大島大橋の下を通る水道管が寒さのために破損!1月12日から順次島の中は断水状態になってしまいました。他府県の方々はたぶんほとんどご存じないと思いますが、山口県内では大きく報道されています。この日記を書いている14日夕方時点でも当店の周辺はまだ断水状態です・・・。水質検査済みの井戸水を急きょ活用しての営業となり、何とかこの土日を乗り切ったという感じ。。。明日の朝の状況によっては、工房は休業状態になるかもです・・・。自宅での生活も水が来ないと、思った以上に不便でした。しかし、サービス慣れしてしまっている日常生活がなんと有り難いことなんだろうと気づかせていただけたのが今回の断水でもあります。日々の生活の中に感謝しなければならないことが、実はたくさんあるのですね。

気を取り直して、この1っか月間の取り組みについてお話しますね。まず、話は年末にもどります。ジャム屋の毎年恒例の師走の作業といえばハッサクもぎ。ジャム屋のために専用栽培をして頂いているハッサクなのですが、農家さんがご高齢で収穫作業が出来ず、ジャムズの農業部スタッフで毎年収穫をしています。微力ながら地域の担い手として、島の柑橘産業を支えていきます!

自家農園の柑橘畑でもこの時季から収穫が始まります。下の写真は自家農園の完熟ライムの収穫風景。寒さに弱いライムを、この時期まで木成りさせるのは勇気がいりますが、真っ黄色になるまで完熟させると酸味がまろやかになって、マーマレードにするととてもおいしくなります。寒さに耐えたライムたちに感謝感謝。

下の写真は島の南端の伊予柑農家さんのかんきつ倉庫。柑橘は収穫時季やヨソ工程の進みぐいによりかなり味が異なります。生食用に一般出荷するならあと1ヶ月以上待った方がいいですが、マーマレードにするには酸味があり、香りもフレッシュな今の時季ごろからが最適な旬。今年もジャム屋の伊予柑の季節が始まります!

そんな柑橘たちが一斉に工房に届くのがこの季節です。工房の中は柑橘の爽やかな香りで満たされ、とても心地よいのですが、他のジャムに比べるとマーマレードはかなり手間のかかる製品。冬のこの時季はたんたんと黙々と下処理に追われる時間が続きます。

そんな多種多様な柑橘が集まるジャム屋なので、年末年始に販売していたのが下のようなアソートセット「島のかんきつ玉手箱」。見た目も可愛いでしょう!

お届けするという話繋がりでいうと、信州のこだわり農家さんからこの時季に届くのがグラニースミス。まだまだ日本ではなじみの少ない青りんごの品種ですが、酸味がしっかりとあり、ジャム加工に最適。この真っ青な果実を見るとジャム屋はお正月です。

ジャム屋に届く果実は、他にも珍しいものがたくさんあります。「こっこー」てご存知ですか。また面白い食材に萌えてしまうジャム屋です。下の写真は周防大島産ですが、お隣の祝島では古く不老長寿の仙薬との言い伝えが残るナシカズラの一種。見た目、味、ともにまさにミニキウイ。なのになんとキウイアレルギーの方でも大丈夫だとの事。地域に眠る資源と出逢うのが一番ワクワクする瞬間です!

見た目がかわいいので、今年はコンポートに仕上げましたが、直営店限定で既に売り切れてしまいました、、、申し訳ございません。

下の写真は新品種のレモン、璃の香(りのか)!香りはレモンでもまろやかな酸味が特徴的です。これは来月販売できそうです!

そして、この時季からのお楽しみ果実といえば、いちご!まだまだこの時季は貴重なのでなかなかジャムまで回ってこないのですが、この寒い時季の苺は格別なのです。なぜなら、寒い時期の苺は実が熟するまでに時間がかかります。その分、株元から栄養が十分に実に貯まり味が濃厚になるのです。さらにいうと、当店では完熟するまで収穫しないので、全て完熟で味は最高。一般的に流通に苺をのせようとすると7分熟れで収穫する必要がありますが、当店では完熟の本当においしい苺をスイーツやジャムにして楽しんでいただこうというコンセプト。だから苺ハウスまで自前で建てているのです。

そんな完熟の贅沢な冬苺を楽しんでいただこうと、この12日からジャムズカフェでは苺スイーツフェアを開始。

いつも当店のスイーツ作りを観ていた小学3年生の娘。感化されたのか、自ら考案したジャムスイーツをスタッフに助けて貰いながら試作。子供と言えども侮れません。ガンバレ未来のパティシエ!ちなみに出来上がったのは小さなシュー生地にジャムとホイップクリームをあわせて、「ジャムシュー」という商品らしいです(笑)。

さて、最後に2つご報告。一つ目は島への移住者向けツアー「島時々半島ツアー」がこの1月6日でなんとと5周年を迎えました!継続は力なり。これまでにこのツアーで出会った方々で島へ移住されてきた方々も多数。自分が10年前に移住したころとは大きく変わった感のあるこの地域。もっともっと素敵になっていけるよう、これからもがんばります!下の写真はツアー参加者の皆さまとジャム屋のレモン畑にて。素敵なご縁をいただきありがとうございます!!

2つ目のご報告はパンフェス。この3月2.3.4日に横浜赤レンガ倉庫広場で開催されるパンのフェスに参加します!前回の秋のフェスでは台風直撃で大変なことになりましたが・・・今回はリベンジトライです!

そして、ジャム屋の春といえば!「瀬戸内パンフェスタ」!当店が中心となり地域で実行委員会を立ち上げ、年に一度、春の周防大島を満喫しながらパンを食べまくる!そんなイベントの開催が4月1日に決定しました!!これから順次、決定した情報をお伝えしていきますのでどうぞ楽しみにしていてください!

 

 

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その年々で、農家さんごとで、畑の条件で、果実の味が異なるのは当然、その個性と多様性を活かし、さらに最適な収穫時季にまでこだわるVintageで高品質なジャム造りに私達は取組んでいます。大鍋を使用せず短時間で果実本来の風味を生かす小ロット製法。職人の感性が生みだすマリアージュ。そして種子島産の化学的精製をする前の砂糖「洗双糖」を使用(pH調整剤やゲル化剤は不使用)。瀬戸内の島で生まれたVintageなジャムをお楽しみ下さい。
 

私たちの想いが詰まったテレビ番組がご覧いただけます↓!!

「NHK地域づくりアーカイブス」

「フェイス  続 里山資本主義 ―過疎の島こそ21世紀のフロンティア―」
(リンク先ページの関連動画「過疎の島こそ21世紀のフロンティア」の回をご覧ください)

 

  

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園内マップ

周防大島とは

 私たちがジャム作りのために選んだ島は瀬戸内海国定公園の西の端にあります。温暖で晴れの日が多い気候のため、様々な果実、特に柑橘栽培が盛んな島です。

 

 

周防大島の元気プロジェクト

高齢化率日本一といわれたこの島で、われわれが地域のためにできること。やるべきこと。島の若者たちと新しい取り組みを始めています。

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