2017
11月 19
(日)
21:00
晩秋のジャム屋日記
本文

島では11月に入り気候も安定し、深まる秋を楽しめる季節になりました。下の写真はこの時季活況に入るイワシ網漁。2艘の船で網を両端から引き、徐々にしぼめていきます。最後にクレーンの付いた船で持ち上げると・・・岸のすぐそばでダイナミックに広げられるイワシ漁はまさに島の生活文化が漂う芸術です。

そして、観ているだけで芸術だと感じるモノ。秋はやはり紅葉ですよね。下の写真はブルーベリーの紅葉。春先の可愛い白い花、夏の美味しい果実、秋の見ごたえある紅葉。ブルーベリーの樹は1本で3度楽しめる、贅沢な果樹です。そのもう一つ下の写真は、ある農家さんのミカン倉庫。ツタが紅葉し、いい味を出していました。

さて、そんな清々しい秋の日に例年恒例となっているイベント「ジャム屋の芋ほり大会(11月19日)」を開催しました!今年は気候に恵まれジャムズ農園の東和金時(島のブランドさつま芋)は大きく太り、掘り応えばっちり。大会開催日の日和も最高で子供たちの声が芋畑にこだまする、楽しいイベントになりました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!また来年に向けて、さつま芋栽培、頑張りますね!!

一方、ジャム工房には晩秋の柑橘たちが雪崩を打ったように押し寄せています。ジャム屋農園で栽培している柑橘で一番のお気に入りが「ライム」。なかなか国産ライム自体がないと思うのですが、ちょっと贅沢でオシャレな香りに感じてしまうのは私だけでしょうか(笑)。使い方としてカクテルぐらいしか思いつかないのはもったいない!最高に香りのよいマーマレードやジャムに仕上がります。是非ご賞味ください。

そして、この季節の柑橘の雄といえば日本を代表する「ゆず」。この柑橘を香ると、そろそろ今年も終わりの時季だと感じてしまいます。肌寒くなるこの季節にとてもよく合います。ライムや柚子を煮込み始めると工房内は一気に華やいだ香りで満たされていきます。

そんな晩秋の晴れた日。農家さんからのお誘いで柑橘畑にお邪魔してきました。ジャム造りに適した柑橘栽培の提案までいただいている農家さんで、今年の出来と新しい品種等についてお伺いしてきました。この品種はあともう少し熟させた方が良いとか、こんな品種はマーマレードにあうかとか、ちょっと酸が残っているいまの時季がこの柑橘はマーマレードに最適だとか、、、とてもジャム屋にとって勉強になる話しばかり。その年々で、栽培している品種で、栽培方法で、畑のコンディションで、、、果実の味が変わるのが当たり前であり、その味を最善のジャムに仕上げていくのが私たちジャム屋の仕事。変な添加物類に頼るのではなく、その土地の味を楽しむようなジャム造りをめざしているが、このようなジャム造りの探究は終わることがない。農家さんの期待に完全に応えられるよう日々努力しかない。頑張ります!!

さて、もう一つ秋の味覚の王様といえばりんご。もちろんうちの島は栽培適地でないので。山口県徳佐と長野県安曇野にある知り合いのリンゴ園さんからいつもいただいています。今年もそんなリンゴの季節がやってきました。

そしてリンゴによく合うのが、自家農園で栽培を始めているローゼル。ハイビスカスの一種でクレオパトラも愛用したというハイビスカスティーの原料でもあります。ヨーロッパではその花や果実(正確には肥大した萼と苞)をジャムにもします。あまりたくさん採れるものではない一方、香りや味がよく、希少価値のある高級なジャムとして扱われています。そんなローゼルが下の写真。そしてこれを煮込んでいくと・・・これが本当に絶品ジャムになるのです。

今回はリンゴとマリアージュしてまろやかさをプラス。クレオパトラも愛用したハイビスカスティーの原料というところから、クレオパトラルージュジャムと命名!是非いちどご賞味ください。

そしてジャム屋カフェでは晩秋のスイーツが盛りだくさん!好評のカヌレはプレーン、無花果ジャム、ショコラコーティング、などなどその週ごとでバージョンが変わります!!

そして焼きジャムも最盛期シーズンイン!一番おいしい焼きジャムの食べ方を提案!焼きジャムを存分に楽しんでいただく3種のスイーツプレートも完成。さらに広島の情報誌にも載ることが決定!!是非島にお越しくださいね。

最後にご報告。料理界では老舗で有名な雑誌「料理通信」にちょっとですが載っています。是非ご覧ください。また、雑誌「CREA(クレア)」12月号の特集「贈り物バイブル・・・47都道府県手土産リスト・・・」にて当店のプレミアムジャムが取り上げられる予定です。こちらも是非ご覧ください!

最後にもう一つ、ジャム屋のお歳暮セット販売開始です!年末年始のご挨拶・お土産にどうぞご利用ください。

 

 

 

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店主夫婦あいさつ

その年々で、農家さんごとで、畑の条件で、果実の味が異なるのは当然、その個性と多様性を活かし、さらに最適な収穫時季にまでこだわるVintageで高品質なジャム造りに私達は取組んでいます。大鍋を使用せず短時間で果実本来の風味を生かす小ロット製法。職人の感性が生みだすマリアージュ。そして種子島産の化学的精製をする前の砂糖「洗双糖」を使用(pH調整剤やゲル化剤は不使用)。瀬戸内の島で生まれたVintageなジャムをお楽しみ下さい。
 

私たちの想いが詰まったテレビ番組がご覧いただけます↓!!

「NHK地域づくりアーカイブス」

「フェイス  続 里山資本主義 ―過疎の島こそ21世紀のフロンティア―」
(リンク先ページの関連動画「過疎の島こそ21世紀のフロンティア」の回をご覧ください)

 

  

    書籍:里山資本主義も販売中!

 

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周防大島とは

 私たちがジャム作りのために選んだ島は瀬戸内海国定公園の西の端にあります。温暖で晴れの日が多い気候のため、様々な果実、特に柑橘栽培が盛んな島です。

 

 

周防大島の元気プロジェクト

高齢化率日本一といわれたこの島で、われわれが地域のためにできること。やるべきこと。島の若者たちと新しい取り組みを始めています。

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